こんにちは。版下太郎です。
ご無沙汰しています。
前回のブログ更新から半年以上経ち、ようやく春の訪れを感じる季節になってまいりました。
その間、社会のコロナに対する認識も避けるものから、ウィズコロナへと変わりつつあります。
コロナへの不安は拭えませんが、以前の日常に少し近づいているのは嬉しく思います。
さて、今回のブログですが、北九州市八幡東区でSalon &(アンド)のオーナーセラピストをしている米丸由依(よねまるゆい)さんにお話を伺いました。
インタビュー/Interview
Salon &(アンド):米丸由依
―こんにちは。まずは米丸さんの簡単な自己紹介をお願いします。
Salon &(アンド)のオーナーセラピストの米丸由依です。一軒家の一室で、彫刻リンパという手技を用いたリンパマッサージとエステのサロンをしています。シングルになったのを機に、仕事と子育て、自分の生き方を考え抜き、全くの未経験から健康と美容の世界に飛び込み、今年で8年目になります。
―ありがとうございます。仕事に子育てに、お忙しい毎日をお過ごしだと思いますが、その中で心掛けていることはありますか。
日々「暮らし」を楽しむようにしていて、また楽しくなるように心掛けています。とにかく「家」が大好きなんです。どんな風に過ごそうかと考えるだけで、ワクワクします。大好きなインテリアに拘るのはもちろんのこと、食事に関しても、極力米食を中心にして、梅干を作ったりしています。今度、味噌作りにもチャレンジしようと思っているんですよ。あと、寝る場所も気分によって変えてみたり…とにかく日々の「暮らし」を上機嫌に過ごすことに夢中です。
―なるほど、日々の「暮らし」に楽しさを見つけるっていいですね。何でもない日常生活が生き生きしてくるような気がします。
そうですね。楽しくない「暮らし」を過ごすよりも、楽しい「暮らし」を過ごした方が、絶対に日常生活も鮮やかになると思います。実は、「暮らし」を楽しむことって仕事にもつながっているんですよ。健全な心とカラダの土台には「暮らし」があるので、その「暮らし」が楽しくないと、心もカラダも不調になると考えています。もし私自身が不調だったら、お手入れする大切なお客様を元気にも美しくもできなくなります。だから、まず自分が「暮らし」を楽しむのがすべての第一歩なんです。
―「暮らし」とお仕事も密接につながっているんですね。ところで、そのお仕事の話になりますが、サロンの名前「&」の由来は何でしょうか。
「&(and)」という言葉は、何かと何かをつなぐときに使われます。私とお客様がつながることで、お客様が健康になり、元気になり、綺麗になっていただきたき、悩みが減ることから生まれてくる自信と余裕を持ってもらいたいと思っています。その自信と余裕により、お客様がそれぞれのステージである家庭や職場、仲間などのつながりに帰ったとき、いつもより優しくなれたり、上機嫌でいられたりなど、よい循環が生まれてくると思いますし、そうなるといいなと考えています。そうした思いを込めて、サロンを作ったときに、「&」と名付けました。
―人と人のつながりから、幸せを広げていくという思いから名付けられたのですね。では、そのサロンの強みを教えていただけますか。
私の経営しているサロンの強みは、オーダーメイドを楽しんでいただけることだと思います。大手チェーンはどこでも同じサービスを受けることができます。それはそれで素晴らしいと思いますが、個人サロンにはまた別の長所があり、それがオーダーメイドです。お客様との距離が非常に近いのが個人サロンのメリットです。そのメリットを活かすことで、お客様ひとりひとりに寄り添ったお手入れができます。昨日と今日、今日と明日、まったく同じ日はなく、日常といっても同じではありません。お客様の状態も日々変化しているということです。個人サロンの一番の強みは、お客様のその時の状態やお悩みに合わせて、お手入れのプランを考えることができるということだと思います。
―お客様本位の対応ができるということですね。
それが一番のメリットだと思います。
お客様本位ということで言うと、大切な方へのプレゼントにもご活用していただいていますよ。花束やお手紙、プレゼントなどの企画も一緒に楽しんでもらっています。
その他にも、例えばスキンケアの際には、すべて美容先進国のヨーロッパの、機能もコンセプトも異なる8ブランド300種類近くのアイテムからお選びいただけます。お客様の気分やコンディションに合わせて、堂々とスキンケアブランドの浮気を楽しんでもらいたいと思っています(笑)
―300種類とはすごいですね。必ずその人に合うものがありそうですね。ところで、話は変わりますが、北九州の魅力は何だと思われますか。
「暮らし」に困らない程度の都会感…ですね。どこでも住めば都といいますが、北九州は大好きな街です。食べ物も美味しく、ステキなお店もあり、海も山も近い!!その一方で、何となく足りないものがあったりして、それが大都会への憧れにつながっていると思います。この憧れって、人の成長に大切なものだと思います。
実は私の子育ても「北九州」に似ていたりします。溢れるほどの愛情を与えていますが、意欲につながるようなところは満たし過ぎないようにしています。これは日常生活に関してはすべて揃っているけど、決して満たされることがない「北九州」のように思いませんか。二人の娘には、「北九州」の自然の中で心とカラダを満たして成長し、満たされない夢や希望は大都会でチャレンジしてほしいと思っています。
―北九州のほどよい都会感を子育てにも活用しているのですね。とても素晴らしいと思います。話は戻りますが、お客様との距離が近いサロンということでしたが、コロナの影響はありましたか。
コロナ禍に関してですが、正直言って最初の頃はとても影響がありましたよ。サロンは密室で行いますし、お客様との距離も非常に近いです。エステでお顔のお手入れをする際にはマスクを外す必要もありますので、とても困りました。
そんな中、何もしなければ何も変わらないので、何か私にできることはないかと考えました。できることと言えば健康と美容になるんですけどね。そこで、健康と美容にとても大事な日々のお手入れや生活習慣について、学んできたことを発信することにしました。今はSNSですぐに発信でき、多くの方にご覧いただけるので、便利になりましたよね。子どもたちにも協力してもらいながら、日常でできることをおもしろ楽しく動画にしていきました。
―ただ時間が過ぎるのを待っていたのではなく、自ら発信されたんですね。効果はどうでしたか。
Stay Homeの期間が過ぎたあたりから、お客様にもメンテナンスの大切さが浸透していったようです。「こんな時だからこそ免疫を保つためにも、サロンに来ないといけない」とおっしゃっていただけたこともありました。メンテナンスに対して前向きに考えて、通っていただけるお客様が増えてきました。その時は、思いが伝わったことの喜びと感謝の気持ちでいっぱいになりましたね。この仕事を選んでよかったと思えた瞬間でした。
―最後になりますが、これからの展望をお聞かせいただけますか。
これからの展望とは少し違うのかもしれませんが、夢をお話しします。現在、サロンを一軒家の一室でやっていいますが、将来的に一軒屋丸ごと楽しめる空間にしたいと思っています。料理教室をしたり、お花のレッスンやワークショップをしたりなど…その他にもゆっくり食事をしたり、勉強会をしたりでもいいと思います。とにかくお客様が楽しみ、そこで得られたものをそれぞれのご家庭にもって帰れるような場所を作りたいと思っています。その場所では、私は最近取得した彫刻リンパの講師資格を活かして、健康と美容で女性を笑顔にすることを伝え、その他はそれぞれの先生を迎えて実施していこうと考えています。この夢のために人のつながりをこれから作っていくわけですが、それも楽しみの一つです。
また、私は娘二人の母でもありますが、女性のカラダはとても大きなテーマとして考えています。カラダの不調は大人になってから起こるのではなく、多くは子どもの頃や思春期の生活から生まれるものです。自分で自分のカラダを守れる知識と習慣を伝えていくことも、これからの活動のテーマの一つと考えています。
日常の「暮らし」を考えるのもそうですけど、これからやることを考えるとワクワクが止まりませんね(笑)
プロフィール/Profile
米丸由依(よねまる ゆい)
大阪府生まれ
8歳の時に北九州市へ。
32歳からセラピストに向けて、彫刻リンパの受講を始め、彫刻リンパボディとフェイシャルの資格を取得
2015年 Salon &(サロン・アンド)をオープン!
2017年 彫脳ヘッドセラピーを取得し、ヘッドケアも導入。頭からつま先までのケアが可能に
2022年 彫刻リンパボディ認定講師の資格を取得し、スクール開講
「お客様との出会いのおかげで、これまで成長させていただきました。さらに求められるサロンを目指して、日々努力してまいります」
Salon &(アンド)(完全予約制)
〒 805-0066
北九州市八幡東区祇園原町14-11
TEL: 090-1168-8572
URL: https://lit.link/yonemaruyui
E-mail: 330.koharutoami.813@ezweb.ne.jp